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3月誕生石~珊瑚(サンゴ)/コーラル~

アクアマリンに引き続き3月誕生石のひとつ【珊瑚(コーラル)】をご紹介します。

Birth03coral

【象徴】:勇敢・沈着・聡明

珊瑚は古くから七宝のひとつとされ、真珠と並んで日本が世界に誇る海の二大宝石です。

日本では宝石の産出がほとんどありませんが、珊瑚と真珠は日本が主産地であることが世界的に認められています。

珊瑚は古くから福を招き魔を払う七福神を宿していると信じられ日本で親しまれてきました。
ヨーロッパでは魔除けの効果があるといわれ、薬用としてワインに混ぜて飲むと病気が治るともいわれているそうです。

誕生石って、魔よけやお守り効果の言い伝えが多いですね!


珊瑚はさんごポリープという海洋性動物の残存骨格で出来ていて、有機物質なので正確には石ではないんです。

効能としては、肉体の状態を良くしてくれるといわれていて「子孫繁栄、妊娠・出産の御守り」として有名です。
また、昔から子どもを保護してくれる力があるとされ、現在でも親から子どもへと珊瑚を贈る風習がある地域もあるそうですよ。

宝石となる珊瑚は、深海で取れる本サンゴ、宝石サンゴの2種類になります。
中でも、水深100~1,200mの太陽光線の届かない深海に生息する八放珊瑚。
これが一般に珊瑚とよばれている宝石珊瑚です。
1cm伸びるのに数十年の歳月がかかります。

 

【珊瑚の主な種類】
(赤珊瑚):日本近海の水深100~300メートル程度の海底に生育しています。珊瑚の中でも最も濃く血の色に似た赤の珊瑚です。血赤珊瑚はあまり大きくならない種類で、日本で最も貴重な品種とされており、直径が10mm以上もある血赤珊瑚はめったになく、とても希少価値が高くなります。

(桃珊瑚):日本の多くの海底200~500メートルで生育している桃珊瑚です。桃珊瑚は赤珊瑚より大きなものが多く、彫刻をほどこす素材に利用されることが多いです。色は桃色というよりはもっと濃いピンクと赤の間くらいですかね。

(白珊瑚):主に東シナ海で採取される白珊瑚は稀少価値が高く、純白の珊瑚は特に人気があります。とてもめずらしいです。

(ボケ珊瑚):赤、桃色、白のそれぞれの中間の色をボケと呼びます。ピンク生地の珊瑚です。エンジェルスキン(天使の肌色)ともいわれています。採取量もほとんどなく珊瑚の中ではとても珍重されています。

 

珊瑚は硬度が3.5とたいへん低く、キズがつきやすい宝石です。
保管の際は他のジュエリーとぶつからないよう、別に保管して下さい。

また、珊瑚の主成分である炭酸カルシウムは酸に溶けやすいので、汗や化粧品、果汁などが付いたらすぐに柔らかい布などで丁寧にふき取るようにして下さい。
熱にも弱いので、火気や高熱のものには近づけないようにしてください。
使用後には、柔らかい布などで汚れをきれいに拭き取ってください。

 

珊瑚は19歳の女性の厄除け石とされてきました。
昔から珊瑚は七宝の中に数えられ、特に深海で棲息するため採取が難しく、珊瑚そのものが熱を吸収する性質をもっているので、魔除けや厄除け、災難除けの効果があると信じられていて、19歳の厄年に母から娘に贈るのが習慣となっていたそうです。
また、色も白から赤まであることから縁起ものとして成人式や長寿のお祝い石にされているそうです。

また、珊瑚は結婚35年目を祝う宝石です。
「35」・・・
「さん・ご」・・・
「さんご」・・・
「珊瑚!」・・・・・語呂合わせだ! (笑)

いやいや、でも語呂合わせだけではないのですよ。
結婚して35年あたりですと、還暦前後というご夫婦も多いことでしょう。
そんなお二人に長寿を願って珊瑚を送るわけです。


結婚35周年の両親に、この豆知識と共に珊瑚のおそろいのアクセサリーをプレゼントする♪というのはいかがでしょう。

出産を控えた方には安産の願いを込めて珊瑚を贈るのもいいですね。

 

(18金オーダーメイド・サンゴリング)


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