教えて、むーさん!Q&A 10『ジューンブライド』
6月もあっという間に過ぎ去ろうとしてますね。早くも今年の半分が終わりです。
はやいはやい
さて、先日もちょこっとだけ触れましたが、『6月=ジューンブライド』この由来について今日は少々お話してみましょう。
せっかくなら6月のうちに紹介しよう!と思いました
幾つかの説がある中で、有力とされてるものをご紹介致しましょう。
『ジューンブライド』
直訳すると「6月の花嫁」になります。もとはヨーロッパで始まった風習で、6月に結婚した花嫁は幸せになれると云われてきました。
英語で6月は「June(ジューン)」この月名がローマ神話の結婚をつかさどる女神であるジュノー(Juno)からきているため、結婚・出産を司り、家庭・女性・子どもの守護神であるこの月に結婚すれば、 花嫁の幸せは約束されるというものです。
ギリシア神話ではジュノーは『女神ヘラ』という名前で出てきます。ヘラは女神の最高位にあり、つまりヘラの守護月【6月】に結婚すると、花嫁はヘラの加護を受けて、一生幸せな結婚生活ができるというのです。
余談ですが、この『ジュノー』、かなり嫉妬深いといううわさが・・・
ゼウスが他の女神や女性に少しでも気が向こうものならさあ、大変っ!相手本人はもちろん、相手の周りの人達にまで嫌がらせをしてしまうという怒らせたらとってもこわ~い女神様です・・(←なぜかここだけ“様”をつけました)
欧米ではこの『ジューンブライド』かなり根付いてます。
その理由は、6月のヨーロッパは一般的に晴天が多く、農耕作業が一段落する時期でもあったので、結婚式を挙げるのに適した季節だったのです。
さらに、その昔ヨーロッパでは(3、4、5月)の3ヵ月間は結婚することが禁止されていて、6月は結婚が解禁になる月であるため、6月になっていっせいにカップルたちが結婚し、 周りの人達からの祝福も最も多い月だったということです。
では、日本にこのジューンブライドが伝わったきっかけはというと・・・
日本で6月といえば、梅雨ですね。
雨は降るわ、湿気はすごいわ、蒸し暑いわで、結婚式に適した時期とはなかなか言えませんよね。やはりかつてはこの時期の結婚式少なかったみたいです。
そこで!ブライダル関係者がこの6月の売り上げ低迷期になんとか客を集めよう!と考えた結果、ヨーロッパの“ジューンブライド“に辿り着き、日本に持ち込んだ。というのが日本での始まりと言われています。
なんか、急に現実的なお話が出てきましたね。
現実的といえば、例えば結婚の決まった女性が仕事をキリ良く3月で退社する。仕事を辞めてから結婚式の準備を始めて、万端で式を迎えられるにちょうどいいのが6月だ。ということもあるようですよ。
なるほど、ジューンブライドってこういう云われだったんですね。
この話を聞くと、6月に結婚したくなりますね
では、次回のお話まで、ごきげんよう~。
~~~ お客様の思いを形に・・・ ~~~
ジュエリー ムナカタ
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