7月誕生石~ルビー~
こんにちは。埼玉県さいたま市(大宮・川越)のジュエリームナカタです。
今年もあっという間に半分終わっちゃいました。
ほんと、時の流れは速いですね。
早速ですが7月の誕生石【ルビー】をご紹介しましょう。
~ルビー~
【象徴】:情熱・威厳・仁愛
ルビー(RUBY)の語源はラテン語で「赤」を意味する『ルビウス(RYBEUS)』からきています。
その独特の深い赤色は、女性らしい情や魅力を最大限引き出してくれる宝石として古来より親しまれてきました。
また、魔除け・永遠不滅の象徴として、戦いに赴く戦士や出産のお守りとして大事にされてきました。
また、ルビーは結婚40周年を祝う宝石です。
ルビーの中で最高級品とされているのが“ピジョン・ブラッド(鳩の血)”と呼ばれる色で、その鮮やかな深い赤色がまるで鳩の血の色とそっくりであることからその名がつきました。
ルビーの中にはカボッション(ドーム型)カットした時に見られる、4条または6条の星状の光の効果(スター効果)を放つものがあり、これを『スタールビー』と呼びます。
スタールビーはとても稀少価値のある宝石で、結晶中に酸化チタンのシルク(絹糸のように細かい針)状の不純物が、平行に整列、そして120度の角度で交わっている場合にのみ起こります。まさに奇跡の石!
そんな、奇跡の石『スタールビー』の放つ3本の光線は、それぞれ希望・信頼・運命を表すと云われ、古来より魔よけと招福のお守りとされてきました。
そんなルビーにまつわるお話をひとつ。
昔、当時のイギリスの国王「ヘンリー8世」にはキャサリンというお妃がいました。
ある日、キャサリン妃は自分の持っていたルビーが色褪せていくのに気づいたんです。
それを見てキャサリン妃は何か嫌な予感を感じました。
その後、嫌な予感は的中してしまいます。
しばらくして国王は侍女を妻に迎え、キャサリンは離婚を余儀なくされてしまうのです。
のちに国王は王位を剥奪され、これをきっかけに宗教革命が起こりました。
たった一つのルビーから、国を巻き込んでの大革命が・・・と言ったら大げさすぎるかもしれませんが、このようにルビーには持ち主に色の変化で危険や災難を知らせるという言い伝えがあります。
ルビーは、コランダムと呼ばれる鉱物の一種でサファイヤ(9月誕生石)と同じ仲間です。
なので、主な成分は一緒です。
コランダムの中で赤い色を「ルビー」、それ以外の色を「サファイヤ」といいます。
主成分のなかに1~2%の酸化クロムが含まれてると赤みが出ます。
ルビーには他に酸化鉄や酸化チタンが含まれていて、鉄が多いと黒みが増し、チタンが増えるほど紫や青が強くなります。
ルビー(&サファイア)は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ宝石で、衝撃に対する抵抗力、靱性(じんせい)はむしろダイヤモンドよりも優れています。
薬品や熱にも比較的強く、退色性もないので他の石と比べても比較的扱い易い宝石といえます。
なので取り扱い・保存に関しては、他の石と同じように大事にしていれば間違いないでしょう。
・水仕事やお化粧時には着けない。
・家事をする時や温泉にはいる時などは外す。
・保管は、他の宝石とぶつからないようにする。
といったことを心がけておけばOK!
毎回、石ごとに取り扱いについてそれぞれ言ってますが、結局どの石も同じように注意をしてあげれば、よほどのことがない限り割れたり壊れることは無いでしょう。
ルビーは、身に着けると、魅力的に輝き、目標に向かって行動する勇気が生まれるといわれています。
自分に自身をつけたい人、何かを始める際に揺るぎない信念を持ちたい人、
この情熱的な赤を手元に持って、その思いを成就させて下さい。
(カボッションカット・ルビーリング)
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コメント
今月は、ルビーなんですね♪
ルビーの赤は大好きなので、誕生石の方がうらやましいです!
誕生石は、他の誕生日月の人が持つよりも、
効果が大きかったんですよね?!
うらやましいなぁ(^^)
投稿: april | 2007年7月 4日 (水) 02時09分
aprilさん>
7月はルビーなのでしたー♪^ ^
確かに、誕生月の石を持つと普通よりも効果が大きいと言われるね。
でも、ルビー自体が女性のための石みたいなとこがあるから、女性にはきっと良い効果がありはず!
ひとつは手元に置きたいね♪
投稿: むーさん | 2007年7月 4日 (水) 14時50分