10月誕生石~トルマリン~
ここのところジュエリーQ&Aをご紹介して参りましたが、今日はちょっと一息。
ご紹介が遅くなりましたが10月の誕生石をご紹介します
10月の誕生石は『トルマリン』『オパール』です。
今日はまず『トルマリン』についてお話します。
【トルマリン】
象徴:『安らぎ』『希望』『忍耐』
(左上から時計まわりに)
・トルマリン
・ピンクトルマリン
・パライバトルマリン
トルマリンの語源はスリランカ語の「トルマリ」という言葉で「多彩な色を持つ」という意味があります。
その言葉通り、青、ピンク、黄色、赤、緑、深緑色、黒などがあります。
(厳密にいえばもっとあります)
また、色によって名前が付けられているものもあります。
純粋な心を取り戻す「インディゴライト(ブルートルマリン)」
やる気と元気の源「グリーントルマリン」
恋人同士の愛を育む「ルベライト(レッドトルマリン)」
直感的なパワーを与えてくれる「シベライト(パープルトルマリン)」
などがあります。
また、パライバ・トルマリンは1980年代にブラジルのパライバ州で発見された新しい種類の宝石です。
パライバトルマリンは大量の銅を含んでいるため、他の石には見られないとても鮮やかなブルー・グリーンの色をしています。非常に鮮やかな色です。
パライバトルマリンの最大の魅力です。
今ではほとんど産出されず、非常に希少性の高い貴重な宝石です。
なので、とても高いです!
そのほか、1つの石がはっきり2色に分かれた「バイカラー・トルマリン」や、グリーントルマリンの内部に赤やピンクのトルマリンを内包し、カットするとスイカのように見えることから「ウォーターメロン・トルマリン」とよばれているものがあります。ちなみにウォーターメロンとはスイカのことです。
トルマリンは、心が不安定な時その状態から脱してくれると云われてます。
精神と共に肉体も強くしてくれ、結果感受性や集中力を高めてくれるとも云われています。
その中でも、ピンクトルマリンは古代から恋愛に関連して効果を生み出すとされ、ピンクトルマリンを身に着けて誰かに愛を与えれば、その愛がもっと大きいものとなって自らに戻ってくる、と思われてとても親しまれていたそうです。
女性にもってこいの石ですね!
トルマリンは別名、電気石と呼ばれ、摩擦や加熱により静電気を帯びて、磁石のような働きをします。
なので静電気によりほこりなどが着きやすいのでまめに布で軽く拭くとよいと思います。
また、トルマリンはマイナスイオンを発して周囲のイオンバランスを整える働きがあるとされています。
近年トルマリンパワーというものが話題をよんでいますね。
トルマリンの遠赤外線効果を利用してお風呂に入れて保温効果や防菌効果を狙ったものやマイナスイオン効果を有害電磁波対策として利用したものがあります。
硬度は7~7.5。『電気石』という名が示す通り、静電気を帯びやすく、ほこりを吸い付けやすいです。まめに柔らかい布で汗・汚れ・指紋などをふき取ってあげましょう。
では、次回もうひとつの10月誕生石『オパール』もお楽しみに。
ありがとうございました。
(ピンクトルマリン&ピンクグラデーションダイヤ・スウィートテンダイヤモンド)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その他の誕生石を見る
| 固定リンク
コメント
10月は、何で誕生石2つあるんですか?
誕生石って1つがいいな~。
投稿: お父さん34歳 | 2007年10月24日 (水) 18時11分
お父さん34歳さん>
コメント、ありがとうございます♪
誕生石は、月によって1つの月もあれば3つある月もあります。
1つの方が価値が高まると思うか、3つあると選ぶ範囲が広がると思うか・・・
人それぞれですね♪
投稿: むーさん | 2007年10月24日 (水) 22時33分