『カラット』という単位について~ジュエリー豆知識18~
久しぶりに豆知識やりましょう。
今日は宝石に用いられる単位『カラット』について。
まず、『カラット』はダイヤモンドのみに適用されるのではありません。
どの石も適用します。
(刻印の有無はダイヤなど高級な石、大きいカラーストーンなどには打刻しますが、小さい石やカラーストーンでは省略することも多いです)
次に、これが一番勘違いされてる方が多いのですが、この『カラット』は大きさを表す単位ではありません。実は“重さ”の単位なのです!
1カラット(ct)=0.2g
まあ、大きいほど重量も増えるので、概念としては間違ってはいないと思います。
『カラット』の語源は、紀元前にインドのある民族がダイヤを計測する際に用いていたとされるイナゴマメ(=ギリシャ語でケラシオン:keration)が由来と云われます。
このイナゴマメ、一粒の重さが0.2gで均一というところから計測に用いられたそうです。
自然の産物でありながら不思議ですね~
自然の産物でありながら不思議ですね~
でも、カラットってそんなに昔から用いられてきた単位だったのですね。驚きです。
1ctダイヤリングといったら、相当高価で価値の高い品物ですが重さにするとたった0.2g。。。
この0.2gにお金を掛けてジュエリーを作って、お金を掛けて購入する人がいて。
ジュエリーって物は小さいですがスケールは果てしなく大きいものだなぁ、と感じるのでした




以上
今日は正に“マメ”知識のお話でした
今日は正に“マメ”知識のお話でした

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