刻印の見方【金属編】(豆知識20)
こんにちは。埼玉県さいたま市(大宮・川越)のジュエリームナカタです。
本日は刻印の見方と、注意点をご紹介しましょう。
前提として、刻印はその品の素材(金属や石)を証明するものです。
今日はまず『金属』素材の刻印についてご説明しましょう。
【金属刻印の見方】○○=数字が入ります
『Pt○○○』=プラチナを表します
『K○○』 =ゴールドを表します
『K○○WG』=ホワイトゴールドを表します(『WGK○○』の場合有)
『K○○PG』=ピンクゴールドを表します(『PGK○○』の場合有)
『Sv○○○』=シルバーを表します(数字のみの場合有)
『K18GP』『K18GF』=金メッキ製品
基本的には数字が高いほど純度が高いということになります。
上記は現在の日本製品の一般的な刻印であり、海外製品・または昔の日本製品では表記が異なる場合があります。
ピンクゴールドなど含めゴールド素材はK18のみで打刻される品もあります。
プラチナネックレスは基本的にPt850という、リングなどで一般的なPt900より純度が低い素材が使用されてますが、これは強度などの兼ね合いによるもので、ただ純度を下げてるわけではありません。
14金・10金などは、18金と比べて金の含有量が少ないと覚えて下さい。
なので価格も安くなります。
プラチナやホワイトゴールドの数字も然りです。
貴金属の素材や純度に関しては、純度が高い方が価値も高いですが、購入する人が素材や純度に関係なくその品を気に入ったというのであれば購入することに問題はありません。
ただ、K10(10金)あたりだとそれをゴールドと呼べるのか・・・と個人的には思います。
ゴールドの割合が純金(24金)と比べると24分の10、つまり半分以下の含有量ですからね。
それと、金属アレルギーが気になる方はなるべく純度が高い品を選びましょう。
実は純金・純プラチナ・そして純銀はいずれもアレルギーが出にくい素材です。
ジュエリーは基本的に合金(=複数種類の金属を混ぜ合わせたもの)で作られますから、実はその混ざってる他の金属がアレルギーを起こすことが多いのです。
純度が低い素材は逆に言うと別の金属の含有量が高まってくるということになります。
だから安価なアクセサリーはアレルギーが出やすいのですね!
18金でも10金でも、可愛い品やおしゃれな品、ご自分が良いと思った品なら問題ないですが、 もし純度や素材、アレルギーについてご自身で気になったら刻印を見てみるといいでしょう。
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コメント
はじめまして
ハワイアンリング、トゥーリングですが・・・
刻印でA925とあります。
どんな素材なんでしょうか?
教えてください。
お願いします^^
投稿: じろー | 2011年2月 4日 (金) 10時39分
じろーさん>
どうもはじめまして。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
ご質問についてですが、ハワイアンジュエリーでよく『A925』と打刻されてるようですが、これは通常の【シルバー925】とお思いいただいて宜しいかと存じます。
(※925シルバーをスターリングシルバーと呼ぶこともございます)
純銀を1000%とした時に、925%(=92.5%)がシルバーですよ、ということになります。
一般的なシルバー製品はだいたいこの素材です。
Aについては、申し訳ございませんが自分も勉強不足で認識しておりませんが、素材に関する特殊な表記ではないと推測致します。
ですので、お手持ちのハワイアントゥーリングは925シルバー製ですよ、という証明の刻印が刻まれていることになります。
こんな感じです。
またご質問等ございましたらお気軽にお申し付け下さいね!
ご利用ありがとうございました。
投稿: むーさん | 2011年2月 4日 (金) 18時18分