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『鑑定書』について(豆知識25)

宝石の証明書には『鑑定書』と『鑑別書』があります。※判別という意味では『ソーティング』というものもあるのですが、それは後日紹介します。
今回はまず『鑑定書』について。

『鑑定書』

鑑定書は、ダイヤモンドにのみ発行されます。ダイヤモンドのグレードと形状などの特徴(4Cなど)を細かくに書きこんだものです。
「鑑定鑑別士」によって世界共通の基準で4Cを判定し、宝石鑑定鑑別所が発行します。
本的に鑑定は担当者の主観や経験に因る部分が大きいので、偏った判定を防ぐ意味からダブルチェックという一枚の鑑定書を二人で鑑定する方法を用いてます。
世界的に信頼度が高いとされる鑑定機関はアメリカのG.I.A.(アメリカ宝石学研究所)とイギリスのF.G.A.(イギリス宝石学協会)です。
日本では中央宝石研究所が有名です。日本の鑑定機関も信頼度は高いほうです。

4Cのうち、カラット以外の3つのCは鑑定士の目によるものなので鑑定機関や鑑定士によって多少の差が出ることがあります。
まとめると、鑑定書は「ダイヤの「価値」を評価・証明したもの」と言えるでしょう。
普段何かに使用することはありませんが、ダイヤの公的な証明書となり価値を証明するわけですから、鑑定書をお持ちの方はどうぞ大事にして下さい。(o・ω・)ノ
で、ここからは体験談なのですが、お客様からダイヤ10P入りのリングをご相談受けました。そのお客様はダイヤの4Cにこだわりがあるということで、その10Pのダイヤの4Cにもこだわりたいと。
ダイヤの鑑定はどのダイヤにでも調べられますが、実際には大きい石限定となっているのが現状です。エンゲージに使用されるような大きさ(0.2~0.3ct)以上のダイヤです。
 
なぜかというと、鑑定は一つのダイヤに対して行うのが基本です。
つまり、使用するダイヤの数が増えれば鑑定する数も増えます。
ダイヤ10個をまとめて鑑定することはできず、10個それぞれを鑑定するわけです。
鑑定1点につき数千円はかかりますから、そうなると10個の石を鑑定すると数万円かかってしまうのです。
この鑑定料は、石の大きさに関係なく同じように掛かるので、小さい小さいメレダイヤを鑑定しても同様に金額が掛かってしまうのです。
大きさや品質よってはダイヤよりも鑑定の方がお金がかかる場合もあるわけです。
どうしても鑑定書が欲しいというのであれば喜んで承りますが、石の数だけ金額も掛かかりますことご注意下さい。
 
では次回、『鑑別書』をやります!(。`・ω・´)ノ゙

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