ソーティングについて(マメ知識27)
先日の『鑑定書』と『鑑別書』のおまけで、今日は『ソーティング』についてお話します。
ソーティングとは、ひと言でいうと簡易鑑定となります。
エンゲージなどに使うような大きめのダイヤモンドによく付属しています。
ソーティングという言葉自体は分別・分類のような意味となりまして、ダイヤにあてはめるとグレード・色・大きさなどの項目ごとに分けるというような意味合いになります。
ソーティングは、鑑定済だけど鑑定書のような書類にはなっておらず、ダイヤが入った小袋に記載されています。
主に業者間の取引で利用されることが多く、お客様は完成品と共に鑑定書をお受け取りになられますからあまりこの袋を見ることはないかなと。
でも例えば、ダイヤのみを購入した場合などは写真の袋で受け取ることも多いと思います。
また、お店で相談時にはこちらの小袋にダイヤが入っていて、そこから取り出して見せてくれる場合もあります。
その、アルファベットが記載された袋が、ソーティングされたダイヤのグレード評価になります。
ソーティングは書類になってないし、簡易鑑定だし、信用度は低いのでは?
と思われる方もいるかもしれませんが、それは誤解です。
ソーティングもれっきとした鑑定で、鑑定書には全く同じ内容が記載されます。
ですのでちゃんとしたグレード証明のひとつとなります。
以上、ソーティングについてのお話でした。
では、また次回のマメ知識をどうぞお楽しみに♪
(o・ω・)ノ
| 固定リンク
コメント