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製作工程日記③~成形していきましょう~

Vol2_8 前回の工程の最後でフォルムができました。

ここから完成形に向けて成形して参りましょう。

 v(・∀・)v

 

 

Vol3_1 ここから活躍してもらうのがかざり職人の命とも言うべき『ヤスリ』です。

大・中・小の大きさから、肌理の粗い・細かいなど様々な形状のものを用途に合わせて駆使していきます

最初は肌理の粗いヤスリから使用し、徐々に細かいものに移っていきます。削って成形しながら叩いて付いた凹みやヤスリのキズを取って面を綺麗にしていきます

 

Vol3_2 そうそう大事な道具といえば、こちらの『糸ノコギリ』も使います写真は曲げた地金の不必要な部分を切り落とそうとしているところです。

地金を切る時がメインですが、意外と色んな場面で活躍してくれる大事な道具のひとつです♪ (*^ー゚)b

 

 

Vol3_3 これは、ヤスリでリング内側を削っているところです。

リング内側は丸い形状になっているので、ヤスリも丸くふくらんだ形状のものでガリガリ削ってやります。

このヤスリ掛けの作業で寸法はほぼ完成時のところまで合わせます。

削りながら寸法をこまめに計測し、厚すぎたり薄くなりすぎたりしないよう注意します

Vol3_4 今、内側の【指なじみ】を良くする作業をしているところです。指なじみとは、簡単にいうと着け心地のことです。

オーダーメイドのリングの場合、大概は着け心地が非常に滑らかです。それは、リング内側面と側面の接点の部分の角をしっかり取って丸くしてあげてるからです。

この指なじみをよくするためには、リングの厚みが適度に無いと出来ません。よって、量産品などによくあるリング厚の薄いものは大概指なじみがしっかり取れてなく、結果つけたときに角が当って痛いなどの状態が起こるのです。

 

ジュエリーでは、見た目も大事ですが着けた時の心地よさも同じくらい大事だと思います。どんなに鮮やかで人目を惹く品物でも、着け心地が悪いとあまり着けたいと思わなくなってしまうから(A;´・ω・)

 

オーダーメイドでジュエリーを作られた方・またこれからお作りになられる方、どうぞ着け心地の面でも感激してもらえることを願います。

 

 (o・ω・)ノ

 

Vol3_5 ヤスリで削ると中心に記したマジックも消えてしまうので、ここでマジックが消えないうちに先の尖った道具で小さい穴を印につけます。

これで安心してマジックを消せます(o^-^o)

 

寸法を実寸まで削って整えたら、次は全体の角を取っていきます。今回のリングは甲丸リング(かまぼこ型)ですから、角を取って丸みを持たせていくと・・・

 

Vol3 こうなります!

ここまできたら外形はほぼ完成です。

あとは細かい仕上げと石留め・磨きです 

 

Vol2_8_2 角を取る前の状態と比べると、雰囲気が全然かわりますね

余談ですが、同じ幅でも角を取ると断然細く見えませんか?かまぼこの山が尖れば尖るほど見た目には細く感じるようになります。

目の錯覚ですが、この作用を利用して様々な工夫を施すこともよくあります。例えば、あまり模様として目立たせたくない部分は峰を立てれば細く見えて目立たなくなったり。(。・w・。 )

目の錯覚を考慮したり、逆に利用したりすることはジュエリーではよくあることです。そのような作用を使った品物も、これから作品と一緒にその効果をご紹介していきましょうね♪

では、製作の続きはまた次回 

どうぞお楽しみに~

 

製作工程日記④へつづく

 

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